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04年 お米が届くまで
溝きり
6月に入り、3本しか植えていない稲も、茎が増えて20本くらいの大きい株になります。この数を確認して、田んぼを干し始めます。

田んぼを干すためには、水が早く抜けるように田んぼへ溝を切ります。この仕事を「溝きり」と言い、機械化された中でも大変な仕事のひとつです。

ぬかるんだ田んぼは歩きにくく、足にも腰にも力がかかります。また、蒸し暑いこの時期ですから、汗だくになることも・・・

私はいつも、暑くない曇った日か、夕方の涼しい時間にしています。体のために、決して晴れた日中に行ってはいけない仕事と思います。

田んぼへ入る前の準備
普通の長靴では入れません。ひざ上まである田んぼ靴を履きます。

この靴、農協オリジナル。普通の靴屋ではまず売っていないと思います。

履き心地は柔らかいですが、すぐに蒸れてきます。

これが溝を切る機械
V字型のスキで溝を切ります。機械軽量化のため、アルミで出来ています。

溝がきれた状態
回りの水が集まり、排水口の方へ向かいます。
集まった水は排水路へ
そして川へ戻ります。


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